圧倒的自我〜ママは療育保育士〜

2歳の息子の成長記録と療育保育士の話

2022年10月

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ちょっと補足しますと
「私しかこの子は見れないのよ」と鼻高々ではダメなんです。

だってその「私」がいなくなったらどうするんだって話ですし
理解者は1人よりも何人もいた方が良い。

最初は一人としっかり関係を作ったら
そこから支援の輪を広げていき
支援の方法も工夫を重ねていき
最終的には「誰とでも」楽しく過ごせるようになるのがゴールだと思います。

ついつい「自分しか対応できない」って嬉しくなってしまいますが
そうすると支援の目線も偏るし、個人的な感情も入って来るので
何か問題のある支援になっていても
誰にも止められなくなってしまうんです。 

なので高野は山原に「今あの子を救えるのはあなた」と言って来ましたが
最終的には山原からどんどん関係を広げるつもりでいます。 
そのための保育所訪問でもあります。

「療育先では良いんだけど」 「療育の先生とは楽しくできるのに」じゃダメなんです。
支援者は支援の輪を広げていかないとならない。


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高野先生は「保育所等訪問」という制度で保育所を訪問しております。
これも療育の様に受給者証を使う制度です。

児童発達支援のスタッフが幼稚園・保育園・学校などに出向き
集団生活の様子を見て
担任や園長とお話をする感じですね。

まあ。
支援や保育を分かっておらず、マニュアル的なことしか言えない人が行ったら
迷惑でしかないだろうな・・・と思いますし
「それは療育ではできても集団ではできないよ」という様なことばかり言われても
的外れだろうなと思います。

そういう背景もあってこの制度にいい思いをしない園がいるのも分かるなぁ。
わざわざ時間を割いたのに、「だから?」みたいなことしか言われないと嫌ですよね。


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何故彼が公園帰りだと活動に混ざれるのかと言いますと、ある程度身体を動かすことと日光に当たることで、脳の覚醒状態があがり、普段働きの弱まっている情緒関連の場所が働くようになっているのです。

またストレスを発散してきているので

登園→いきなり活動に混ざるよりも
心身がスッキリした感じで混ざれるので
参加しやすくなっております。

何か色々間違ってたらすみません。
確かそんなような理屈だったなという感じで書いてるので、そのあたりのガチの専門家さんから見たら「ん?」となるかも。


ちなみに山原君はそこまで考えて公園に行ってません。


まぁでも実感として
子ども達って身体を動かしていくうちに情緒や行動が落ち着いてくるので
何か落ち着いてやらせたいと思ったら 
先に運動すると良いですね。


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1つの事象に対して
色々な人の視点から見ると
景色が全然違ったりします。

療育目線と親目線だけで読むと「療育って皆理解があって最高!保育園はくそ!」となってしまうし
保育園だけの目線で語ると「親が分かってなさすぎ。子供や先生が可哀想。」となってしまう。
なので全部描きました。

軽度の子やグレーの子の生きにくさって
色々な立場・環境にいる皆で分かち合って協力しあっていかないと無くならんと思うし
やはり各々の立場で見えているものや感じているものは違うので
「これを読んだら親御さん達はしんどいだろうな」 
「こんな表現したら保育士さんからマジで怒られそうだな」
と色々懸念はありましたが描きました。
 
もちろん、これが保育園・保育士すべての総意ではけしてありませんし
システムやできる事、できない事は園によって変わります。
また志も、発達障害に対する知識も対応スキルも先生によって雲泥の差です。


この話はフィクションです
こういうことは全国の色々な所で起こってる大きな問題です。(なんなら保育園でなくても施設や幼稚園でも)


私自身も福祉で働いて以降
心は何度も折れてます。
現場にでてる人なら「グレーや軽度の難しさ、スタッフの病みやすさ」が分かると思います。
誰が悪いとかでなく、まじで大変。


支援や保育をする専門家と呼ばれる私達も、周りの支えもなく、暴言や暴力と戦い続けたら心は折れる。心が折れたら優しい気持ちや笑顔なんて簡単になくなるし、倒れるまでやるか辞めるかになる。


それでもこれはさ!と思われる所もたくさんあると思います。
もっと知識があれば違うのにとか、そもそも人員配置がとか、伝え方が悪いとか。

色々なものをひっくるめて
単純に「給料を増やしてあげて」で済まない根本的な福祉そのものの見直しが求められますよね。


次回は療育現場に話が戻ります。

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続く


これは何が起こっているかと言いますと
グレーの子が何人もいるクラスをまとめるには
この担任の先生でないと
まとまらないのに

彼を動かせるのもやはりこの先生しかおらず

フリーで入ってくれる先生はいるけど
結局全部一人で何とかしないとならない状況な訳です。
 
で、本来は彼と関係性を築いて彼を動かせる先生がいれば良いんですが
皆疲れてしまってその前にくじけてしまう訳です。

彼の対応に疲れるのも大きな原因ですが
自分なりに頑張りたい気持ちもあるのに「甘やかすからだ」と言われてしまうし
現に自分は動かせないから言い返すこともできないしで
担任からのプレッシャーも嫌になってしまうんですね。
そこにはこの先生は気付いてません。

なので結果的に人事の入れ替わりが多くなり
ますますクラスも園も落ち着かない状況が続き
何なら「彼に長時間つけると辞めてしまうから短時間で交代しながらのが良いのでは」と言われ始める始末。

これが彼の前園で起こっていた裏側です。
もう少しだけ続きます。

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