



〜おまけ〜

数十年と密に関わり続けた上で「彼らは純粋な存在である」と言うなら分かるけど、ボランティアや実習程度の関わりでそうは言って欲しくないのが本音。
何故ならボランィアさんや学生さんにはそんなハードな人はつけない。
それこそ穏やかで関わりやすくて楽しめる人しかつけない。
本当に深刻な問題を抱えている人は視界に入らないのも目に入らないのかもしれませんが
一見穏やかで純粋そうに見える障害者だって、身内には態度が違っていたりもするので、家族はすごく大変かもしれない。
何なら障害者というと「車椅子」「知的な理解が低い」「ダウン症」みたいなイメージが強いですが、知的な遅れはなく一見障害と分からないけど、多動・衝動性・こだわりが強くて一般の社会で生きていくには大変な子とか山ほどいる。
そういう子はすご〜く目に入りにくいし、学校や保育園の先生さえも理解がないから、ある意味では重度の子よりも生きにくいことだってある。
あからさまに「身体障害」「知的障害」がある訳でないから、適切な支援ができる人に漕ぎつくのが大変なんだもの。
そして寝たきりだったり、知的障がいが重くて、自分の身体を全然動かせない子。
純粋とか天使とかそんな呼び名より、自由に動く身体と意思を伝えられる手段が欲しいに決まってるじゃないですか。
簡単に障害者でひとくくりにしてはいかんよね。

コメント
コメント一覧 (2)
職員はみな一度は悩んで悩んで心を病みます。それでも踏ん張る者しか残れない、そんな職場です。
最近は大人の発達障害の方も多く、いつもこちらのブログで勉強させていただいています。
適切な療育を受けられないで大人になったらどれだけつらいか、毎日間近で見ております。
作者さんのおかげで、生きることが楽になる子が1人でも多くなるようご活躍をお祈りします。
療育保育士ゆりこ
が
しました
就労支援で働いていらっしゃるんですね!
同じ福祉業界の方からのメッセージ嬉しいです。
療育受けずに大人になった人をみると、やはり療育や適切な環境は必要なんだなと感じます。
精神的な安定が変わりますよね。
成人の支援は気力も体力も必要ですが、お身体気をつけて無理せず頑張ってくださいね。
療育保育士ゆりこ
が
しました