タグ:ネグレクト
障害者の出産、そして遺伝








〜おまけ〜

最初に言っておきたいのは
障害者の出産・育児=責任能力がないから駄目!ではないです。
ADHDやASD、軽度の知的障害、精神障害など
診断が降りる降りないは別として
特性を抱えてながらも
一生懸命子育てしている親御さんをどうこう思わないです。
なんなら、色々な親御さんがいて当たり前だと思いますし、
必要であれば、できる限りの支援をしていきたい。
要はいざという時に責任を取れるか
もしくは責任が取れる人と一緒に子育てをしているかが大事。
夫婦共々なんらかの障害があって、子供を産んだは良いけど、ネグレクトに近い状態・・・。
二人とも責任能力に欠ける・・・と言うケースも何件か見ました。
決して悪い人ではないけど、育児はできないんです。
ましてや子供も障害児となる事が多いので、余計に育児が難しい。
なんでもかんでも「権利」と言うのは構いませんが
そのような主張をする人達って
実際にお世話をした事がないんですよね。
したとしても、関わりやすい障害者とイベント的に数時間過ごす程度。
障害者の入所施設の職員で「出産も権利だよね!」なんて言う人は見た事がありませんし
もちろん療育の現場でも聞いた事がないです。
誤解を生みやすい内容となってしまいましたが・・・
今日はそんなところで。

虐待とクレーム対応と水鉄砲



〜おまけ〜

保護者からの「これがこうなってて困る」「ここを気をつけて欲しい」と行ったご要望については、無茶苦茶な内容でない限りは、「そっか、気がつかず悪いことをしたな」位に思ってそのまま受け止めたり、スタッフで共有します。
ただ長年福祉にいると「それはうちの人員配置的に無茶じゃな〜い!?」といったご要望も頂きますし、「え、そこまでの対応できるか・・・?」というものもきます。
ただどの要望も、大事なお子さん・ご家族が大切にされて欲しいという願いが根元にあり、支援が目に見えないぶん心配も多いと思うので、真摯に受け止めます。
あとシフトの都合など知らなくて当たり前かと思うので・・・(人増やしてくれ福祉)
でも時々漫画に出てくるようなことが起こります。
内容はぼかしているので、事実はこの通りではないのですが
自分はこどもを家に残して男と遊んでいても、擦り傷一つで病院に連れて行けとか、持ち物の管理をきちんとしろとクレームを言う。
ここまでの事はなくても「家ではやらない、でもあなた達はやってください」は福祉あるある。
家庭では取り組みが難しい、どうしても上手くできないから専門の人に任せたいと言うのであれば良いのですが(むしろ頼って欲しい)、漫画みたいなことが起こると正直「はあ?」となります。
しかし、それが福祉なんですよ。
育児ができない、遊びたい欲求を抑えられない、生活が成り立っていない、対人トラブルを起こす・・・という弱さを持った親への育児支援でもあり、そういう人の子どもの「安心・安全・健やかな生活」を保障するのが福祉。
まあ私は心が狭いので「お前人のこと全然言えないだろうがー!!!!」と思いますけど、そこはお仕事なのでね。下げたくない頭も下げます。
そして息子の謎の言動「チョンチンダンゴン」って何・・・?
水鉄砲のことを言っているのですが、マジでどこから出てきたのか謎。
聞き返したら、発音を直されたので、彼の中では「チョンチンダンゴン」らしいです。
可愛いですね!
