圧倒的自我〜ママは療育保育士〜

2歳の息子の成長記録と療育保育士の話

タグ:入所施設

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忙しさと人手不足で心が荒むと
どうしても目の前の親子よりも

「なんでこんなに大変なんだ」 
「見切れないよ!!!いい加減にしてよ!!!」
「綺麗事言わないでよ!!この現状をわかってよ!!!!」 

という黒い気持ちでいっぱいになりますよね。



私も保育・福祉の現場に長年いるのだから
そんな経験は腐るほどしています。
(保育園や幼稚園で担任を持った事はないので、真の意味で担任の大変さを理解してあげるのは難しいのですが、潜入して一緒に仕事をする事はあります) 




さてさて
現場の先生方は

「加配保育士をつけたいのに障害を親が認めない」
「とても障害とか加配とか言えるような空気ではない」
「集団で不適応を起こしているけど、もうどうしようもしてあげられない」
「毎日安全に帰す事で精一杯」
「学ぶといってもどこで?どうやって?誰に聞けばいいの?」

など色々な事情もお気持ちもあると思います。

 

 
そこはね、療育に来ている子を見れば
「きっと集団で先生は困っているだろうな」と分かります。
(その逆に集団では困らないから、課題に気づかれないだろうなという子もいますが) 



だって療育でマンツーで先生が配置される子が
ポーンと一人でクラス集団に放り出されたら
担任にできるのは怪我しない程度の放置じゃないですかね。



でもね、だからこそ
保育現場はもう「私たちは定型発達しかわからない」と言っている場合でなくて
障害がある子の対応を学ばないといけないし

運営や人事を行う管理職の人は
障害児やグレーゾーンの子には
担任の他に先生がちゃんとつかないとダメだと理解しないといけない。



 
親に「もう手に負えません」と自主退園を迫ったり
「一体どうしたらいいんですか!?」と八つ当たりじみたことを言ったりするのは
この時代もうダメです。

どこかにぶつけたい気持ちは分かりますが
それを親にぶつけると「親子に寄り添う」という保育士の仕事が崩れます。

 

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〜おまけ〜
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ダチョウ牧場に行きました。放し飼い&追いかけてくるのでめっちゃ怖かったです。
息子ちゃんはその晩ダチョウごっこをして、私や夫をつついてました。(結構痛い)


さてさて本題です。
プライバシーのアレでボカしつつ、ずらしつつ、混ぜつつ書いていますが・・・
入所施設(児童養護・障害児入所)などにこどもを預けた場合。

定期的に面会に来たり、一時帰宅を実施したりしつつ
きちんと経過を見守っていかれる親御さんと
フェードアウトしていく親御さんとで分かれます。
(ざっくり言うと)

フェードアウトするのはまあ・・・として、無責任に「誕生日には会いにいくね」「卒業式にはいくね」と言って、ドタキャンなどはマジでやめてほしい。
その場しのぎの約束は、大人への信頼を無くしていくからやめてほしい。
こういうのは障害児だけに限らず、健常児の親にも言える事ですが、事情があって預けるのは良いけど、責任だけは最後まで持っていてくれ。


それと。
個人的な見解ですが、兄弟が健常児で障害児だけ預けているという場合・・・。
1度障害児と離れて「いない生活」に慣れてしまうと、完全同居に戻るのは難しいかもしれない。 
親は一緒に暮らしたくても、障害児がいない時の兄弟の子の姿を見て、色々気づいてしまうかもしれない。 

兄弟児の権利もね・・・あるからね・・・。
「家族だから」「兄弟なんだから」と言う言葉が
私は大嫌いなので・・・。難しい問題だよね。


次回は兄弟児の話を描こうかな。 









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〜おまけ〜
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ちなみに療育(通所)に来てから、「なんて皆穏やか!!」と思うくらいには、入所施設はサファリパークでした。
障害者福祉も色々な施設や会社がありますが、長期入所施設が一番やばいです。

やはり療育施設だと、「障害を受容して(差はあれど)、療育に繋げられるだけの責任感を持った親がいること」「家庭で過ごせていること」「自分にあった指導を受けられていること」というのもあり、ハチャメチャさにも限度がある感じ。

入所施設だと、療育を受けずに普通級とかでいじめられながら過ごして来た人や、虐待経歴のある人が多いので、問題行動のレベルが家庭育ちとは違う・・・と個人的に感じました。
あと地域ではとても暮らせない状態の人もいたりするので・・・。
偏見かもしれませんが、やはり入所施設にいる人が一番大変です。

まあ入所の中でも、家庭で愛されて育って来た人もいるし、悲惨な経歴の中でも穏やかに優しく育った人もいるので、個人差は大きいです。 
 
ただどこの現場でも怪我はつきもの。(就労支援とかだと安全だと思いますが)
私なんて噛まれただの頭突きだのですが、もっと深刻な怪我をする人もいます。


でも療育をしっかり受けられる現代の子どもたちは
ろくに療育も障害受容もされなかった上の世代より
問題行動が少なくなるんじゃないかなと思っています。 

 


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おまけ〜
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最初に言いましたが「障害者=危険」は絶対違うんです。

しかし色々な要素が絡み合って、犯罪を犯してしまったとき。
障害があると警察には捕まらず、入所施設で過ごすことになる場合があります。
その辺の仕組みはよく分かりませんが・・・。
なかなか捕まらないよね・・・。


じゃあ入所施設で罰を与えるのかと言ったらそんな事はしません。
規則正しい生活、衣食住の保証、人権の保護・・・
要は他の入所者と同じです。
周りの入所者に危険があるなら、施錠管理をすることもありますが、基本的にはスタッフ同行で旅行に行ったり出かけたりと余暇支援はされます。

これが仕事と分かってても許せなくてね・・・。

「あんな事したのにノウノウと暮らすのか!?反省なんて一切してないのに!?」
と腹が立つこともしばしば。
反省も何も共感性がないから、自分の事ばかりで余計に(略


でも更生させるには「安全で安心な規則正しい生活」は必要なのです。
情緒の安定と衝動性の軽減が再犯予防になる。 
まあ目は離せないですけどね。


色々許せない気持ちもありますが、生育歴を辿って行くと
「適切な教育(支援)を受けられなかった」
「虐待歴があった」
など色々出てきたりもします。


そうなるとやはり
小さい頃から安心安全な場所で
本人にあった教育を受けて行くことは大事だなと思うのです。
 
療育もその1つで
できる事が増えることで本人の自己肯定感の向上に繋がったり
未来の可能性が増えて行くので
責任ある仕事だなと思います。

 



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