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第4話「この子は障害児?①」〜自閉症スペクトラム〜
第3話「君は忍者か?〜ADHD〜⑥」
第3話「君は忍者か?〜ADHD〜①」
これで一発「療育先の選び方」





私のところによく来る質問として「療育先を選ぶ上で何を見たら良い?」というもの。
お子さんの状態などを詳しく聞かせてもらえれば、「あなたのお子さんだったら、こういう活動に力を入れているところが良いよ」等お伝えできますが、 基本的には複数ある中でどれにしようとなった時には記事にあるように質問をしてみると良いです。
で、答えられないor的を得た答えが出てこない場合は
お子さんのタイプが得意でない事業所だと思います。
(例:グレーゾーンの子ばかりの事業所だと重度知的や肢体不自由の子の悩みに疎い・・・みたいな感じ)
また、答えられたとしても
事業所によって回答が違うと思うので
複数ある回答の中で一番しっくりきた所、一番丁寧にわかりやすく話してくれた所が良いと思います。
正直、新人スタッフは親の悩みに答えられないことも多いのですが
見学の案内をするような人は
児童発達支援管理責任者か施設長、もしくはそれなりの年数いる職員だと思うので
そのひとの答えがそこの看板だと思って良いです。
たまにその人だけ変で、他はまともで良いスタッフみたいなこともありますが
そんな変な答えをする人を案内人にしている時点で
NOが言えない事業所、不適切な支援にNOが言えないひとの集まりなので
そこもやめた方がいい。
息子ちゃん行き渋り。








これを機に追い出したいのかな?と思うくらいに
「他に息子ちゃんは何か言ってないですか?」と聞いて来られました。
なので息子ちゃんの発言は全て伝えました。(虚言もあると思うけど)
と言うか元々は担任の先生が「息子ちゃん、〇〇先生とはトイレ嫌がるんです。」と言ってきて
それを元に名前を把握していました。
絶対その先生の事嫌いだろ。
まあここで「良い先生なんですよ!誤解です!」と言うスタンスで来られても
じゃあなんでそんなに嫌がってんだよとなるので
正直に色々教えてくださってよかったです。
ちなみに息子ちゃんは担任の先生は大好きで(去年の持ち上がり)
好きすぎて家でずっと真似をしています。
若いのにしっかりしていて、保育園内で息子ちゃんを唯一動かせる先生です。
発達支援〜何を勉強したら良い?〜







近頃「勉強したい!でも何を勉強すれば良いのかわからない」という声をよく聞きます。
世の中には腐るほど発達支援の本は出ていますし、どの本が良いのか分かりませんよね。
まずは正常な発達のプロセスを知ってください。
すると、自分が向かい合っている子がどの段階で躓いているのか見えてきます。
対象の子供の分析をよ〜くよ〜くしてみてください。
発達支援の基本は子供の評価を正しく行うことからです。
そして対象の子供の発達状態と正常な発達プロセスを見比べて
何故そこで止まっているのかを考えてみてください。
どこが弱いのか、どこのフォローが足りないのか・・・
環境や特性に邪魔されているなら、その原因を取り除いてみてください。
その上で、本人の障害特性にも考慮しながら
どのようなことをすれば、その力が育つのか考えてみてください。
自閉症には「絵カード」「スケジュール」と色々ありますが
絵と実物が結びつく認識力がない子に絵カードをやっても無意味ですし
スケジュールの工程が理解できない子にスケジュールをやったところで見通しは立ちません。
この障害にはこれ!と言う訳ではなく
本人の発達と照らし合わせた上で
障害特性に有効な手段を考えてあげることが良いですね。
療育先を決めた話
療育の成果がいまいちな時








「いやいや!そうは言っても空きが1日しかないから、仕方なく違う事業所になっているんだよ・・・」という方も勿論いると思います。
そこはやはり仕方ないですし、2箇所くらいなら良いんじゃないかなと思いますが、3〜5箇所になってくる様なら、療育にいく日数を減らすか、同じ事業所の日数を増やす方をお勧めします。
子供の疲れって、意外と親はわかり難いのですよ。(私もそうです)
子供の疲れは、癇癪が増えたり、こだわりが強まったり、情緒の波がふわふわしてたりと、そう行った所に出てくるのですが、それを見て「もっと療育が必要だ!」とあちこち増やすと余計に疲れますよね。
情報が入りすぎてパンクする子
場所の切り替えが苦手で「通う」事自体にエネルギーがいる子
様々なタイプのお子さんがいると思いますが
常にスケジュールの見直しは必要かなと思います。
まあご家庭の事情や方針、お子さんのキャパや性格にもよるので
一概にこれが良いとは言えませんし
否定する訳ではないのですが
大人が思うより子供って大変。(私も気をつけたい)